筋トレで免疫力は上がる?下がる?
【筋トレと免疫力】
よく、筋トレすると風邪をひきやすくなる。そんなことを聞いたことある方は多いのではないでしょうか?今回は筋トレと免疫力について解説していきます。
【今回の内容】
①免疫力を高める筋トレ
②適度な筋トレ
③オーバートレーニング
【免疫力を高める筋トレ】
適度な筋トレは免疫力を高めます。しかし、過度な筋トレ(オーバートレーニング)をしてしまうと逆に免疫力が下がってしまう可能もあります。免疫力を高めたい方はオーバートレーニングに注意して、筋トレを行う必要があります。
【適度な筋トレ】
筋トレをすると成長ホルモンが分泌されて免疫力が高まります。あるアメリカの実験では、高齢者200人に成長ホルモンを3ヶ月投与した結果、風邪などにかかったときの回復力が70%増加したという結果もあります。このことから、運動することによって免疫力を高める効果があるということが考えられます。免疫力を高めたいという方は、まずは30〜60分程度の運動を週3回程度行うようにしましょう。
【オーバートレーニング】
オーバートレーニングを行なってしまうと、まず1つ目にコルチゾールの分泌量が増加してしまいます。コルチゾールには免疫力を低下させてしまう作用があるので、病気などにかかりやすくなってしまいます。また2つ目に血液中の白血球の活性が下がってしまいます。白血球には、がん細胞やウイルス感染した細胞をやっつける役割があるため、白血球が少なくなってしまうと病気などを引き起こしやすくなります。筋トレのやりすぎには注意しましょう。
【運動量と免疫力の関係】
トップアスリートを対象に運動量によっていくつかグループに分け、トレーニング量と風邪などのかかりやすさを調査した結果、トレーニング不足の人は風邪をひきやすいまたはトレーニングやりすぎた人も風邪をひきやすいという結果が報告させれています。
【まとめ】
適度な筋トレは免疫力を高めますが、オーバートレーニングなどの過度な筋トレは免疫力を逆に低下させます。免疫力を高めたい方は、30〜60分程度の運動を週3回を目安にトレーニングを行いましょう。
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