筋トレすると血圧が上がるってほんと⁉︎
【筋トレすると血圧が上がる⁉︎】
筋トレをすると血圧が上がると聞いたことある方は多いのではないでしょうか?私のところに来られるお客様でも、慢性的な高血圧の方はいらっしゃいます。高血圧の方が筋トレをするとやり方によっては危険な場合もあるので、注意が必要です。この記事では、そのような方に向けてパーソナルトレーナーの立場からアドバイスをしていきます。
【今回の内容】
①高血圧の原因
②筋トレをすると血圧が上がる理由
③改善点
④筋肉のポンプ機能
⑤ストレッチの効果
【高血圧の原因】
高血圧は血液の循環が悪くなっていることが原因です。血液の循環が悪くなってしまうと、脳や筋肉への酸素供給ができなくなります。そのため、心臓は血圧を上げて酸素供給をしようとします。
【筋トレをすると血圧が上がる理由】
筋トレをすると多くの方が無呼吸状態で力んでしまいます。そうすると、体内の酸素が不足し、脳や筋肉への酸素供給ができなくなります。そのような状態になるとカラダは血圧を上げて酸素を供給しようとします。その仕組みをうまく利用したのがパンプアップです。パンプアップは、一時的に筋肉への血液量が増加するため、筋肉が膨らんで見える現象のことです。
【改善点】
無呼吸状態で力むことが危険ですので、運動時に呼吸を止めずに行うことが大切です。ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動なら大丈夫ですが、ウエイトトレーニングなど重たいものを持つ運動は無呼吸で力みやすいので、呼吸を止めずに行うように注意しましょう。
【筋肉のポンプ機能】
筋肉には血液の循環をよくするポンプの役割があります。加齢によって筋肉が衰えると、このポンプ機能は低下します。そうすると、カラダの血液の循環が悪くなり、血圧は上がりやすくなります。日常的に運動を取り入れ、筋肉を増やすことで、高血圧の改善につながります。
【ストレッチの効果】
ストレッチには筋肉中の血液の循環をよくする効果があります。運動だけでなく、ストレッチも並行して行うとより効果的です。
【まとめ】
それではこの記事のまとめです。筋トレをすると血圧が上がる理由は無呼吸状態で力んでしまうから。運動時には呼吸を止めずに行うことが大切です。また筋肉には血液の循環をよくするポンプの役割があります。運動を行うことで、血液の循環が良くなり、高血圧を改善することにつながります。ストレッチと並行して行うとより効果的です。

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